リビングルームの風景

資料請求

Request for information

暮らしや生き方まで美しく変わる「design casa」の注文住宅。デザインにこだわりたいすべての方に、その可能性をお届けします。
Request form

パティオを擁く(いだく)ヒュッゲ

  • 2500~3000万円
  • 2階建て
  • 延床面積117.13㎡
  • #ガレージ
  • #土間
  • #ヌック
  • #中庭
  • #和モダン

象徴的な中庭のある平屋ライクな家。
居心地の良さを演出する“ヒュッゲ”な空間を実現。

A home with a symbolic courtyard and a single-story feel,
designed to embody the comfort of 'hygge' living.

象徴的な中庭のある
平屋ライクな家。
居心地の良さを演出する
“ヒュッゲ”な空間を実現。

A home with a symbolic courtyard and a single-story feel,
designed to embody the comfort of 'hygge' living.

閑静な住宅街に建てられた平屋の住まいは、ロードサイドに佇む窓のないモダンな建築。塗壁と陽射しの陰翳によって時間と共に雰囲気が変わっていく表情を楽しむ住まいです。回遊性のある環状の作りで、平屋ながらも空間に広がりを感じさせる心地の良い空間となっています。

建築家コメント

ロードサイドに佇む窓のない建物。塗壁と陽射しの陰影によって、時間と共に雰囲気が変わっていく表情を楽しむ住まい。特徴ある敷地の形を象るように存在する壁面で囲まれた中に、この住まいを象徴する印象的な中庭をつくりました。

ビルトインガレージから大屋根でつながり、玄関扉の存在を感じさせないアプローチと、さりげなく外の様子を伺わせる縦スリット窓。子供部屋だけを2階空間として、高さを利用しながら吹抜天井を有効利用するボリュームの構成。廻遊性と楽しみ感のあるプランと、廊下としての機能だけではない、窓辺を豊かにするヌック造作ベンチと洗面カウンターで、家中どこにいても中庭から外部を取り込み、家族同士の息づかいが感じられ、居心地の良さを演出する“ヒュッゲ”な空間を演出しました。

平屋ライクな造形がスタイリッシュな外観

ビルトインガレージから大屋根で繋がり、玄関扉の存在を感じさせないアプローチと、さりげなく外の様子を伺わせる縦スリット窓がスタイリッシュな印象の外観。玄関からの庇のおかげで雨天時も車の乗り入れが快適です。

シンプルなベンチが嬉しい玄関ホール

簡易ベンチが設けられた玄関。ベンチの背面にはシューズインクローゼットが壁面に配されており、靴はもちろんガーデンニンググッズや掃除用具などを収納することができます。

中庭の移り変わる自然を楽しめるLDK

環状の建築の中央には中庭があり、玄関から続く廊下を中庭を右手に進んでいくと、一直線上にLDKが広がります。南向きの大きな窓ガラス越しに、ウッドデッキが設けられた中庭を眺めることができるリビングは、自然光が柔らかく広がる家族憩いのスポットに。

キッチンダイニング

ダイニング、キッチンは横並びとなっており、配膳や片付けがスムーズに行えます。アイランドキッチンは窓先の開けた視界のおかげで閉塞感が感じられない上、家族とのコミュニケーションを取りながら作業を進めることができ、作業時間も無駄にすることがありません。

住まいの核となる憩いの中庭

敷地の特徴のある形をかたどるように存在する壁面で囲まれた中心に、この住まいを象徴する印象的な中庭があります。LDK側に伸びるウッドデッキには十分な幅があるうえ庇も設けられており、気持ちの良い風を感じながらも食事も楽しめそうです。植栽から四季の移ろいを感じられる中庭は、外からの視線も気にならないため近年人気を集めています。

暮らしやすさにこだわった気の利いた水回り

洗濯や入浴など何かと手が塞がりがちなシーンが多いバスルームには、幅のあるカウンターと物干しポールを設けることで限られた空間ながら利便性をアップさせています。

洗濯や入浴など何かと手が塞がりがちなシーンが多いバスルームには、幅のあるカウンターと物干しポールを設けることで限られた空間ながら利便性をアップさせています。

ヌック造作ベンチ

ヌックとは、「こぢんまりとして居心地のよい空間」のこと。 スコットランド語の「neuk(ヌーク)」が語源と言われており、「温かくて心地のよい場所」という意味もあります。中庭を囲む廊下には収納付きのベンチを設けており、風景と構造を有効活用したちょっとした憩いのスペースに。

空間を最大限に生かした2階部分

LDK横の突き当たりの空間はフリースペースとして2階へ続く階段を活用した造作デスクを設置。ワンフロアに機能が集約され、単調な表情になりがちな平屋ですが、こうした角の余白空間に着目することで落ち着きが感じられるスペースを作ることができます。

2階はロフトのような作りでLDKの上部に当たるスペースに子供部屋が2つ設けられており、高さを利用しながら吹抜天井を有効利用しています。

ロードサイドに佇む窓のない建築は、塗壁と陽射しの陰翳によって時間と共に雰囲気が変わっていく表情を楽しむ豊かな住まいでした。中庭を中心に廻遊性があり移動も楽しめるようなプランと、廊下としての機能に限らず、窓辺を豊かにする造作ベンチによって、家中どこにいても中庭から自然を取り込み、居心地の良さが感じられるあたたかな空間を実現しています。