リビングルームの風景

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なだらかに奏でる家

  • 2000~2500万円
  • 平屋
  • 延床面積85.5㎡
  • #ナチュラル
  • #カウンターキッチン

オーナーの趣味である音楽が広がる平屋の家。
自然素材のレッドシダーと、
漆喰壁がモダンな「なだらかに奏でる家」。

A single-story home where the owner's love for music fills the space. With natural red cedar and plaster walls,
it's a modern residence that gently plays its own melody.

かつての日本では主流だった平屋。洋式化が進むにつれて現代の住宅事情では2階建て以上が一般的となりました。そんななか、若い人を中心に開放感があり、自由に部屋のレイアウトを決められる平屋暮らしに憧れを持つ人が増えています。「なだらかに奏でる家」は、音楽好きのオーナーのための、シンプルながら毎日の暮らしを楽しくする平屋の住まいです。

建築家コメント

何の難点も無い広くて真四角の土地。南側の道路の先には美しい桜の花が咲く公園があります。この桜の木は必ず暮らしに生かしたいと思う住環境でした。日照条件も広さのゆとりもあるので、平屋の暮らしをお勧めしました。そして、一年を通して春夏秋冬の桜の移ろいを感じれる暮らしにしましょうと、ヒアリング時にご提案しました。オーナーご夫婦はこの提案を柔軟に受け入れてくださり、計画は進んでいきます。

暮らしに関しては、発想力を育つようなお子さんの成長を願っていたり、リラックス出来るリビングには家族が集まってきて過ごしたいというご要望が。ご夫婦それぞれに大切にしたいお互いの趣味にも理解されており、その空間も繋がりをもって計画しました。

四季の自然をさりげなく取り込むことで、音楽を奏でるような暮らしができることでしょう。

木の風合いとブルーグレーの色味がモダンな雰囲気の外観

レッドシダーとブルーグレーの漆喰壁が平屋とは思えないようなモダンな印象を与える外観。レッドシダーは天然の木だからこそ味わえる経年変化が大きな魅力。家族の成長と共に変化していく木の風合いには、人工の外壁材にはない味わいが楽しめます。またレッドシダーには、音を抑制・吸収し、騒音を抑える特性があり、楽器を家で演奏する方には特に外壁で使用するのがおすすめの木材です。

一方の塗り壁材はドイツ発、世界95ヵ国以上で使用されている「sto」(シュトー)を採用。透湿性があり、耐候性が高いのが特徴です。また、ひび割れも少ないうえ壁表面が超撥水性となるため、雨水などの水滴が汚れの粒子を取り込みながら落ちる自己洗浄能力があり、壁面のキズや汚れが抑えられるのも人気の理由です。

機能性にもこだわった、ナチュラルで柔らかな住空間

玄関扉を開くと広がるのは、白壁と木を基調としたナチュラルな雰囲気の空間。壁の上部を曲面にくり抜いた形にすることで、柔らかさをプラスしています。
奥に進むと現れる、シンプルですっきりとしたLDK。キッチンは人気のペニンシュラ型で、家族とのコミュニケーションをとりながら作業を進めることができます。また、キッチンの腰壁にはL字型にカウンター兼ダイニングテーブルを設置。ホームパーティーなどの来客時にも使い勝手に優れた構成です。

テーブルとキッチンを繋げることでダイニング機能をキッチン周りにまとめ、広々としたリビングスペースを確保。食事の前後や休日のティータイムなど、好きなタイミングで音楽を楽しめる、家族の憩いの場となっています。

また、LDKに隣接する形で収納スペースを配置。クローゼット機能も含め収納を一箇所にまとめることで、他の個室をより広々とさせることができます。引き戸のブルーの色合いがシンプルな空間を引き締めるアクセントとなっています。
LDK奥にはロフトスペースも用意。使用頻度の低いアイテムや、季節行事で使用するものなどはまとめてしまうことができ、住空間をすっきりと保つことができます。
光が差し込む爽やかな洗面台回りにも収納をたくさん設けています。棚を稼働式にすることで、家族の生活スタイルの変化に合わせて調整できます。
音楽好きのオーナーの暮らしを豊かにする、シンプルな平屋の住まい「なだらかに奏でる家」。窓から差し込む光を白壁が柔らかく拡散することで、明るく開放感に溢れる空間が家族の毎日をあたたかく見守ります。四季折々の光が暮らしに差し込む、心地の良い住宅です。