リビングルームの風景

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暮らしや生き方まで美しく変わる「design casa」の注文住宅。デザインにこだわりたいすべての方に、その可能性をお届けします。
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暮らしにあわせた家

  • 2500~3000万円
  • 2階建て
  • 延床面積101.85㎡
  • #中庭
  • #ナチュラル
  • #カウンターキッチン

建築家が手掛けた、
家族の行動心理から間取りを考える、
「秘密基地」のある家。

A home with a "secret base,"
designed by an architect who planned the layout based on the family's behavioral psychology.

わんぱくな3人の男の子と共働きご夫婦が建築家と建てる自由設計の家。建築家がどのようなコンセプトと想いで家族と話し合い、その家を創り上げたのか、その設計・間取りについて解説します。

建築家コメント

共働きのご夫婦と、3人の男の子の住まい。寝室、朝起きて使うトイレ、お風呂、洗面、クローゼットは2階に設け、すべての身支度を整えてから1階のリビングにみんなで集まります。朝食は準備・片付けのしやすいキッチンカウンターで。2階の子ども部屋は、ベッドだけの寝る部屋。帰宅した子供たちは、リビング横の勉強部屋にランドセルを下ろし、そのままリビングで過ごします。

あわただしい毎日に翻弄されず、家族との時間を大切に過ごす、ご自分たちの生活動線をしっかりと考えられた潔い間取りの住まいになっています。

「できるだけサッカーができる庭を取りたい」から始まる暮らしの形

施主である家族は、ご主人もサッカーをしているほどの「サッカー一家」。芝生がたくさんある南の土地を多くするため、建物はできるだけ合理的でコンパクトにすることに決めたそうです。

3人の子どもたちがのびのび暮らしながらも、片付けがしやすい設計

コンパクトな建物をいかに過ごしやすく、楽に暮らせる空間にするか。今回、建築家はそれを実現するためにまず、2階に水回りを設けることを決めました。これにより寝室、朝起きて使うトイレ、お風呂、洗面、クローゼットなど生活するための空間が全て1フロアで完結。つまり、家族が帰ってきてからの導線を背景に「物が自然と2階に上がる」ような間取りを作り、1Fに物を置かない習慣の流れができたそうです。

パパと子供達のための「俺たちの秘密基地」

玄関付近には、思わず勉強をしたくなるような男性的なワークスペースを設置。入り口を敢えて小さく低くし、潜って中に入ると「俺たちの秘密基地」が広がる。ごちゃっとしても気にならない男らしく頼もしい雰囲気が魅力的。

この空間の裏側にも建築家ならではの導線の心理が光ります。帰宅した子供たちは手を洗い、リビング横にあるこの「俺たちの秘密基地」にランドセルを下ろし、そのままリビングで過ごす導線ができています。これにより「勉強や作業・リビングで憩う・寝るための2階子供部屋」と分けることができ、リビングは散らかることが少なく済みます。

広いリビングはキッチンダイニング直結

朝食は準備・片付けのしやすいキッチンカウンターで家族みんなで過ごす。キッチンから動かなくても子供のケアがしやすいようにリビングにキッチンダイニングを直結することで、奥様の行動負担を軽減しています。キッチン周りは奥様のためのスペースを纏め、さらには奥様専用のトイレまであります。

住む家族の生活動線をしっかりと考えられた住まいは、暮らしの質の高さに繋がる

建築を依頼した家族は「自分たちが思っていた『こうじゃないといけない』を一回忘れて受け入れることで、概念を超えた良い暮らしが叶った」と話します。一般的に考えれば、2階の水回りを採用することは少し心配になりがちですが、建築家からの「家族の暮らし方や特徴を知った上での提案」だからこそ、それが一番合理的だと気づきました。
今回、建築家から「施主の息子さんの嬉しいエピソード」も聞くことができました。3人の男の子の内の1人が、小学校で作文を書いてくれたそう。なんとそれは「建築家になりたい」という内容。「家を最近建てて、すごく楽しかった。家族が喜んでいる姿を見て僕は建築家になりたいと思った。」そう朗読する息子さんの言葉からも、建築家と施主家族が共に創り上げた想いを感じることができました。