DOUBLE face
建築家が手がけた、
表と裏で表情を変える
温かみのある住まい。
An architect-designed residence defined by simplicity, where circulation,
light, and privacy are meticulously considered to support the rhythms of family life.
建築家が手がけた、
表と裏で表情を変える
温かみのある住まい。
An architect-designed residence defined by simplicity, where circulation, light, and privacy are meticulously considered to support the rhythms of family life.
「DOUBLE face」と名付けられたこの住まいは、前後2面を道路に挟まれた敷地に建つ2階建て住宅です。温かみのあるグレーベージュを基調とした外観は、落ち着きがありながらも洗練された印象。道路を挟んで団地側に面した東側は、住まいへと人を迎え入れる穏やかな表情を持ち、交通量の多い西側は、あえて開口を設けず、プライバシーと安全性を優先した構えとしています。
敷地条件をそのままデザインのテーマへと昇華させた、表と裏で異なる顔を持つ外観が、この住まいの大きな特徴です。
建築家コメント
前後2面道路に挟まれた、少し特別な敷地に建つ2階建て住宅。団地内に面する東側は、人をやさしく迎え入れる「開く顔」。一方、交通量の多い幹線道路に面する西側は、視線や騒音、西日から家族を守る「閉じる顔」。相反する役割をそのままかたちにした、ダブルファサードの住まいです。
東側にはコの字に囲われた半中庭を設けました。外からの視線を気にせず、光や風を感じながら家族や友人と過ごせる、安心で開放的な居場所です。対して西側はあえて開口を設けず、街の喧騒を静かに遮断。守られているという確かな安心感が、住まい全体に落ち着きをもたらします。
外には毅然と、内にはのびやかに。ONとOFFを心地よく切り替えながら、安心と開放の両方を愉しむ暮らしのご提案です。
グレーベージュと中庭がつくる、やわらかな外観
外観は、温かみのあるグレーベージュを基調としたやさしい佇まい。ウッドデッキを目隠しとして添えた中庭を、建物がコの字に囲む構成とすることで、外部からの視線を抑えながら、開放感のある暮らしを実現しています。
駐車スペースは砂利敷きにホワイトのコンクリートを組み合わせ、シンプルでスタイリッシュな印象に。住まい全体のトーンと調和した外構計画です。
木の軒天が迎える、上質な玄関アプローチ
玄関の軒天には板張りを採用。天然木ならではの表情が、住まいに温かみと上質感を添えています。
扉を開けると広がるのは、ゆとりある土間スペース。
可動棚をたっぷりと設けることで、シューズはもちろん、アウトドア用品や掃除道具、季節雑貨までまとめて収納できます。暮らしの変化に合わせて使い方を調整できる、柔軟な玄関空間です。
動線に寄り添う、使いやすい洗面計画
玄関近くの廊下には洗面スペースを配置。帰宅後すぐに手洗いができる動線は、衛生面でも安心感があります。限られたスペースを無駄なく活用しながら、日常の動きを自然にサポートする配置となっています。
中庭の光を取り込む、L字型LDK
内装は白を基調に、木の素材感を取り入れたナチュラルな仕上がり。
LDKは中庭を隅に据えたL字型の構成で、外部からの視線を遮りながら、安定した採光を確保しています。
中庭からのやわらかな光が空間全体に広がり、時間帯によって表情を変える、明るく爽やかなリビングです。
空間にメリハリを生む、キッチンデザイン
キッチンはペニンシュラ型を採用。背面カウンターはキッチン本体とは素材を変え、木で仕上げることで、空間にやさしいアクセントを加えています。
キッチン部分には下がり天井を設け、間接照明をプラス。落ち着いた雰囲気を演出すると同時に、隣接するリビングとの天井高の差が、空間をより広く感じさせます。
玄関横に備えられた階段は、木の段板を用いたスケルトン階段とし、視線の抜けを確保。圧迫感を抑え、空間全体をのびやかに見せています。
家族の暮らしを支える、2階のプライベート空間
2階には個室とファミリークローゼットを配置。
大きな横窓により、外部からの視線を遮りながら、十分な採光を確保しています。
ファミリークローゼットには2段のハンガーパイプを設け、収納力も十分。
家事動線にも配慮されており、日々の暮らしがスムーズに回る工夫が随所に見られます。




